ウイルス感染防止には、うがい・手洗い・積極換気。
厚労省の発表によればウイルス感染防止には、うがい・手洗い、汚染箇所の消毒、そして室内の積極的な換気が必要であると言及しています。2003年の建築基準法改正以降、すべての建物に設置が義務付けられた24時間換気ですが、実はこの換気システムが多くの問題を抱えています。第三種換気は、自然給気口から外気を直接給気します。夏場は35℃近い暖気を直接取り入れ、冬場は0℃近い冷気を直接取り入れます。これにより多くの方が暑い、寒いといった不快感を感じており、自然給気口を自ら閉じてしまうことに繋がっています。充分な換気が行なわれていない住環境では、ウイルス感染防止の観点から言えば、非常に危険であると言えるでしょう。
第三種換気が生む換気のジレンマ
冬場、外気温10℃を下回る環境で、自然給気口からそのまま外気を給気している状況を想像してください。新鮮な外気を取り入れることができたとしても室内温度が徐々に下がることで、人の体温まで下げることになれば免疫力には悪影響を与えます。エアコンを過剰に利用すれば室温を保つことはできますが、過乾燥を招けばウイルス感染リスクは高まります。給気口を閉じれば室温の低下は防げますが、汚染空気が排気されなくなるため、やはりウイルス感染リスクが高まります。このジレンマから解放されるためには、第三種換気のみに頼るのではなく、別の方法が必要になります。
換気量を増やし、ストレスは無くす救世主。
ecowinAIRは、24時間換気に不便さやストレスを感じる方々を救う救世主です。ecowinAIRはエアコンと接続することでエアコンの熱を利用し、新鮮な外気を調温・調湿して給気する画期的なシステム。テストモデルの温度測定データによれば、冬場は0℃の外気を45℃まで加温して給気しています。夏場は34℃の外気を18℃に冷やし、除湿して給気しています。このように、新鮮な外気をストレスなく積極的に取り入れることができるため、これまでの第三種換気を圧倒的に快適なものに変えてくれます。
また24時間換気は、建築基準法に従って2時間に1回以上室内の空気を換気できるよう設計されているのですが、ecowinAIRシステムはφ150mmの自然給気口に電動給気ファンを取り付ける仕様であるため、通常の自然給気口よりも高い給気能力を発揮します。換気していることを忘れさせるほどの快適さを保ちながら、より早く、より多くの新鮮空気を室内に取り入れることができます。さらに、室内側給気口に高性能フィルターを取り付ければ、花粉やPM2.5の侵入を防止することも可能です。
自然給気口を“閉じてしまいがち”な時期とその理由
気象庁が発表する2019年の東京・札幌・沖縄の年間平均気温のグラフをご覧ください。外気温が夏場で25℃以上、冬場で15℃以下のときを「外気を直接取り入れるのが快適ではない」期間と仮定すれば、1年の約50%の期間を我慢しながら過ごしているということになります。
さらに、花粉症により窓や自然給気口を開けたくないという方の場合、実に1年の約75%の期間を我慢していることになります。せっかく35年のローンを組んで高気密・高断熱のマイホームを手に入れたのに、これでは全く報われません。
簡単・快適・健康 ecowinAIR 登場
【冷房時】34℃の新鮮空気を約18℃にまで冷却・除湿
さらに、外気中の水分を屋外にて除湿し、除湿した新鮮空気を室内に給気します。
【暖房時】0℃の新鮮空気を約45℃にまで加温
ほとんどの人が知らなかった二酸化炭素濃度の問題
24時間換気システムの設置が義務付けられている最大の理由は「私たち人間が自ら生成する二酸化炭素」や「ホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物」など、人体に有害な物質が室内に溜まるのを防ぐためとされています。ここでは、意外と知られていなかった室内二酸化炭素濃度の問題について解説いたします。
例えば「暑くて寝苦しい、寒くて寝付けない」という場合、多くの方が換気扇を切る、または自然吸気口を閉じてしまっています。しかし換気を止めてしまうと、室内の二酸化炭素濃度はみるみる上昇。朝を迎える頃には2,600ppmにまで至ることもあるのです。
目に見えない危険性、室内の二酸化炭素濃度
室内の二酸化炭素濃度が高い状態で目覚めたとき、息苦しさや眠気を感じるだけでなく、ひどい場合には頭痛やめまいなどの健康被害を引き起こすこともあります。無色・無臭の二酸化炭素が、実は恐ろしい物質であったということが下の図からご確認いただけます。
無意識のうちに、生活環境は悪化している
実際に、あるご家庭にて二酸化炭素濃度のモニタリングを実施いたしました。このご家庭は、新築住宅の在来工法で、特に気密測定をしておらず、高気密高断熱の家でもありません。ご夫婦の寝室にて、①給気口を閉じた場合と②ecowinAIRで給気した場合の、それぞれの二酸化炭素の濃度変化をモニタリングして、グラフ化し、実証評価しました。その結果に唖然としました。
①第三種換気ONで、給気口を閉じた場合
→二酸化炭素濃度は最大で2,980ppm
②第三種換気ONで、ecowinAIRで給気した場合
→二酸化炭素濃度は最大で918ppm という結果になりました。
建築基準法で定める室内濃度の基準は1,000ppm以下ですから、気づかぬ間にいかに不健康な暮らしをされてきたのか、衝撃的な結果でした。下の図は、モニタリングしたご家庭で実際に計測した二酸化炭素濃度をグラフ化したものです。
モニタリングにご協力いただいたご家庭にecowinAIRを導入したことで、生活環境は劇的に改善されました。寝ている間も新鮮でクリーンな外気を室内に給気し続けてくれるので、朝の目覚めは「まるで大自然にキャンプに行った時の朝のようにすっきりです」と大変ご満足いただけています。
ecowinAIR商品ご紹介動画はこちら
※動画は最初別の商品の説明が入り、1分20秒頃からecowinAIRのご説明となります。
<ecowinAIRの特長>
◆市販のエアコンと給気口に接続・設置するだけで調温・除湿・除塵。
◆厳寒・猛暑でも快温・快湿で給気。
◆導入の空調システムを補助でき省エネ。
◆設置簡単。エアコン工事ができる方ならどなたでも。
◆ファン以外は温度や湿度を制御するパーツが無く壊れにくい構造。
◆本体は無動力。ステンレス筐体で熱交換器を保護。耐候性・耐久性が高く、シンプルで壊れにくい構造。
◆室内側に高性能フィルター付き給気ファンをセットすれば、花粉やPM2.5にも対応。お取替えも簡単です。
<製品概要>
製品名 :ecowinAIR
寸法:外壁部 H497×W321×D143mm
重量:5.1kg
給気口接続対応寸法:φ150mm・φ100mm
<販売価格について>
オープン価格となります。お気軽にお問合せください。
※ecowinAIRの設置台数は、1棟につき1~2台となります。物件の坪数や間取り(居室の数)によってもご提案台数は変動します。
戸建住宅・マンションでも設置可能です。
ecowinAIRは、自然給気口とエアコンが設置できる環境であれば、戸建住宅・マンションを問わず、様々な場所に設置することが可能です。設置事例も多数ございますのでまずはお気軽にお問合せください。
※配置ご提案の際は、事前に建物の平面図・立面図等の資料のご提出をお願いしております。