安全&強力なコロイド洗浄剤!効果や落とせる汚れ、おすすめ商品をご紹介
コロイド洗浄剤とは?
コロイド状の成分が含まれる洗浄剤
コロイドとは、ナノサイズ(100万分の1ミリ)の大きさの物質が、液体・個体・気体の中に分散している状態を呼びます。
この超微粒子状の成分には、汚れに浸透・吸着して汚れそのものをナノサイズに分解する作用があり、これを「コロイド活性効果」と呼びます。
このコロイド活性効果を利用することで汚れを短時間で強力に洗浄でき、コロイドが物体の表面をコーティングすることで汚れを付きにくくさせる機能を持つのがコロイド洗浄剤です。
一般的な洗剤に使用されているのは界⾯活性剤
本来、油と⽔は混ざり合うことがない性質を持っており、水だけで油汚れをキレイに落とすことはできません。
界⾯活性剤には、⽔と油を結びつける働きがあり、水と混ぜるだけで油汚れを洗浄することができます。そのため、多くの洗剤には界面活性剤が含まれています。
使用される界面活性剤により、洗剤の名称は変わる
【純石けん(石けん)】
脂肪酸ナトリウムもしくは脂肪酸カリウムのみの界面活性剤で作られたものが「純石けん」と呼ばれます。
【複合⽯けん】
純⽯けん分以外の界⾯活性剤の含有率が30%未満のものが「複合⽯けん」と呼ばれます。
【合成洗剤】
純⽯けん分以外の界⾯活性剤の含有率が30%以上のものが「合成洗剤」と呼ばれます。
純石けんの成分は、河川に流してもバクテリアによる分解ができます。これを「生分解」と呼びます。環境に優しいというメリットはありますが、純石けんだけでは高い洗浄力は発揮できません。
そのため、市販されている洗浄力の高い洗剤の多くは、純石けん以外の界面活性剤が30%以上含まれた合成洗剤にあたります。
これらの合成洗剤には、低コストで製造できる石油由来の界面活性剤を使用しており、洗浄力に比例して環境や⼈の⼿肌への負荷が強いとされています。
さらに、市販の洗濯⽤洗剤を例に挙げれば、石油系の界⾯活性剤の他に「補助剤」として酵素・蛍光増⽩剤・漂⽩剤・香料なども含まれています。
植物由来の洗剤、オーガニック洗剤が安心・安全とは限らない
まず初めに誤解を解くため、日本国内で販売されているすべての洗剤は、厚労省の許可を得た安全な成分で製造されています。
しかしながら、河川の環境破壊や敏感肌の方の肌荒れという問題がなくなっていないことも事実です。
合成洗剤に使用される界面活性剤の多くは、自然界のバクテリアが分解することができず、河川に沈殿するヘドロの発生原因にもなっていると言われています。
「植物由来」と謳っている市販の洗剤の多くが、成分の30%以上に純石けん以外の界面活性剤が使用された合成洗剤にあたります。これらは植物由来の界面活性剤を一部使用しているものの、多くの割合で石油由来の界面活性剤も含まれています。
「オーガニック」という言葉には、実は明確な定義がありません。オーガニック洗剤の多くが植物由来の界面活性剤が使用されているものの、成分の30%以上に純石けん以外の界面活性剤が使用された合成洗剤も存在しています。
コロイド洗浄剤の効果
コロイド洗浄剤は、純石けん以外の界面活性剤を使用する代わりに「コロイド活性効果」を利用して油汚れを洗浄します。そのため高い洗浄力を持つ一方、市販の合成洗剤に比べて人体や環境への負荷が少ないのが特徴です。
コロイド活性効果により、汚れそのものもナノサイズに分解することで、自然界に存在するバクテリアが分解しやすく、高い生分解性を持っています。植物由来・石油由来の界面活性剤を極力使用しないため、非常に毒性が低く肌が弱いという方も安心して利用できます。
コロイド洗浄剤は、厚労省が定める基準よりも厳しい基準で、人体・環境への安全性を追求して製造されている製品が多いです。
コロイド洗浄剤で落とせる汚れ
食器類の油汚れ
野菜や果物に付着した汚れ・ワックス
シンクやコンロなどキッチン回りの油汚れ
トイレやお風呂、排水溝などの水あか
自動車の車体やタイヤ回りの頑固な汚れ
人体にも環境にも優しい成分が使用されたコロイド洗浄剤は、ほとんどすべての素材の汚れに対応することができる多目的クリーナーです。
おすすめのコロイド洗浄剤「ナノトップ」
ナノトップは、純石けん以外の界面活性剤が3%以下
ナノトップは植物の油脂から抽出した天然オイルを原料とした「複合石けん」です。原料には厳選した米油・ヤシ油を使用しており、しかも純石けん以外の植物由来の界面活性剤は3%以下。人にも環境にも優しい成分を使用しているため、皮膚が弱いという方にも安心してご利用いただけます。
原料の保湿成分を活かすため、手間も時間もかかる製法を採用
ナノトップが開発されるまでには、製造メーカーの強いこだわりが凝縮されています。大量生産で採用される高温度で仕上げる加熱鹸化法(ホットプロセス)ではなく、時間をかけて鹸化させるコールドプロセス製法を採用。原料をじっくり成熟させることで、原料が持つ保湿成分を壊さず閉じ込めています。
コロイド活性効果で、素材を傷めずに高い洗浄力を発揮
切手に使用されるインクジェット印刷に吹き付けた実験では、切手の素材である紙を痛めることなく、石油由来のインク部分のみを分解・洗浄しています。高い洗浄力を発揮しますが、手肌や素材に優しい洗浄剤です。
食器・調理器具・食材にまで安心して使用できる高い安全性
「雌マウスを用いた急性経口毒性試験」では、単回経口投与において検体のLD50値は2,000mg/kgを超えており、他の洗剤類と比較しても極めて高い安全性が証明されました。
また、画像のブロッコリーのように、ほとんどの野菜・果物の表面には汚れやワックスが付着しています。極めて高い安全性が実証されたナノトップは、食品の洗浄にも利用が可能です。
環境に優しい高い生分解性を実証
「DOC法による生分解度試験」では、生分解度70%以上という基準に対し、78%という高い生分解度が証明されました。また、基準物質の14日後の生分解度は95%と極めて高く、排水による環境負荷が低いことが認められています。
※一般財団法人 日本食品分析センター調べ
コロイド洗浄剤「ナノトップ」の使用例
壁面清掃
外壁等の表面にこびり付いた水あかも短時間で洗い落とすことができます。
指紋汚れの付着防止
自動車の塗装面や金属を傷つけることなく、表面に付着した汚れ・水あかを洗浄します。また洗浄した表面にはコロイドが膜が張り、指紋などの汚れを付きにくくする作用もあります。
手についた油汚れ
強力な合成洗剤でも汚れは洗浄できますが、使い続ければ手荒れが問題に。肌の弱い方には安心・安全な洗浄剤が必要です。
インクジェット切手
インクジェット切手のインクは石油由来。切手の素材である紙を痛めることなく、表面のインクだけを分解して除去することができます。
魚焼きグリル
こびり付いた油汚れも簡単に洗浄することができます。
厨房の油汚れ
毎日大量の食用油を使って調理している厨房ではあらゆる場所に油汚れが付着しています。安全性が高いナノトップなら、厨房の毎日のお掃除にも安心してご利用いただけます。
コンロの汚れ
焦げ付いた油汚れのお掃除でも十分な洗浄効果を発揮します。
コロイド洗浄剤ナノトップは、掃除する対象・用途を選択する必要がなく、簡単にスプレーできる多目的洗浄液です。食品・食器・水回りなどの通常のお掃除でも、家具・お気に入りの革製品・腕時計などの貴金属・工具・洗車などの特殊な清掃の際にも活躍。高い洗浄力で、お掃除の作業をラクにします。
まとめ
◎すべての洗浄剤には、界面活性剤が含まれる
◎植物由来、オーガニックだから安心・安全とは限らない
◎人にも環境にも優しいのはコロイド洗浄剤
◎ナノトップは、超低毒性・優れた生分解性を実証済み
◎ナノトップは、食品から洗車まで多目的に使用できる
コロイド洗浄剤ナノトップは、Amazonからお買い求めいただけます。オンラインストアでは、スプレータイプの500mlボトルサイズから販売しています。希釈して使用する2倍濃縮の業務用タイプ、さらに泡状のフォームタイプも扱っています。ご希望に応じてお選びください。