(一社)輻射冷暖房普及促進協会 設立記念講演・祝賀会を開催

官公庁・ゼネコン・設計事務所など約100名が出席

2018年7月に設立された(一社)輻射冷暖房普及促進協会。その設立記念講演会・祝賀会が、10月11日(木)都内にて行われました。ご出席者は約100名で会場は超満員。協会会員はもちろん、国交省、ゼネコン、設計事務所、各大学教育機関など、著名な方々約100名が出席されました。

記念講演会の前半は会長である坊垣和明氏がスピーチされました。人が生活する上で最も快適な空間とは何か、それぞれの冷暖房設備の特徴、そして輻射冷暖房を実際にご自宅に設置した上での計測データ分析など、非常に説得力のあるお話を伺うことができました。

後半では、ICSカレッジオブアーツ学長の丸谷博男氏が特別に講演されました。丸谷先生からはご自身が研究されている「そらどまの家」を例に、住環境での熱移動において、いかに輻射熱が重要な役割を担っているかを、分かりやすく解説していただきました。

いずれの講演でも共通していたのは、輻射冷暖房は健康・快適・エコという観点から優れたシステムであるものの、認知や普及は遅れているということでした。しかし、今回これほどまで各界の著名な方々が集まられるということは、爆発的に普及するのもそう遠くないのではないかと手ごたえを感じることができる一日となりました。

 

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<記念講演会・祝賀会の風景>